物欲の小径

己が衝動に任せて買ったあんなものこんなもののプチレビュー

スリーブケーブル再び! その2 モレックス ニューミニフィット端子 5556T3検証

先日注文したニューミニフィット端子、5556T3が届きましたので、
一般に売られている5556と比較してみます。

端子比較

上が一般に売られている5556、下が5556T3。

端子の根元から2番目の羽根の皮膜を剥いた芯線をかしめる部分の長さが異なります。
長さにして0.4㎜だけの違いですが、左右の羽根を合わせると0.8㎜になるので、
太い線の2本圧着もやりやすくなるはずです。

試作2本圧着

試しにAWG18を2本圧着してみました。

羽根が長いだけあって、AWG18の太い芯線2本も余裕で圧着出来ました。
皮膜部分も慎重にやればなんとかまとめて圧着。
苦労してT3型番の端子を購入した甲斐がありました。

試作スリーブ

さらに2本の線にスリーブを通し、
自分は熱収縮チューブは使わないので、ライターの火であぶりながら溶着させ、
コネクタに挿入出来るように可能な限り溶かしてまとめたのですが・・・

コネクタに入らない

AWG18の2本線にスリーブをかぶせたケーブルをコネクタに挿入するのは、
どうやっても無理!!
という結論に達しました!

AWG20で本番

諦めて本番の2本分岐のケーブルはAWG20 2本線で制作するという逃げの一手でやり過ごすことにします。

完成

そんなわけでとりあえず8ピンのVGAコネクタ用スリーブケーブルが完成です。
以前作った6ピンコネクタケーブルの流用ですので、スリーブケーブル2本の制作だけですみました。

新たにひと組作るには電線もスリーブも足りませんし、スリーブケーブルの材料を買うなら、
新しいシステム、もしくは新しいケースに合わせたカラーの材料にシフトしたいと思いますので、
今持ってるカラーの電線やスリーブは追加購入する気は無いです。

スリーブケーブルの件に関しましてはまたいずれ近いうちに。


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  1. 2016/08/07(日) 13:37:39|
  2. 電源スリーブケーブル
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スリーブケーブル再び!  その1 VGA8ピンコネクタ用ケーブルの作成着手

GTX660TiからGTX1060に切り替えるならば、やらなければいけないことがひとつあります。

GTX660Tiは6ピンコネクタでしたが、GTX1060になると8ピンコネクタになるため、
電源のスリーブケーブルを新調しなければならないのであります。

しかしVGA用の8ピンコネクタケーブルの作成だけは避けて通りたかったのです。
なぜなら自分の技量ではAWG18の導線2本をひとつの端子に圧着するのが非常に困難なのです。

マザーボード接続用の24ピンコネクタにも2本の導線をひとつの端子に圧着する箇所がいくつかありました。
この時はAWG18と細いAWG22の組み合わせでしたので、何とか2本まとめて圧着することが出来ました。

しかし今回のVGA用となると2本ともAWG18。
Seasonicの電源だとVGA用の8ピンコネクタは少なくとも1箇所は2本線をひとつの端子に圧着するケーブルが必要で、
これをAWG18で作るとなると自分の技量では上手く行かないのは今までの経験上分かっております。

とはいえ、ピンアサインを調べたところ、8ピンコネクタのうち、
上段4ピンが12Vなら下段の4ピンがグランドときれいに別れているらしいので、
8ピンコネクタをフルに使って1本ずつのケーブルを作ってやっても上手く行くとは思うのです。

思うだけで、なにせ電子回路に関してはズブズブの素人なものですから、独自解釈でおかしな結果を招いて、
ビデオカードや電源をぶっ壊して買い直す羽目になるという事態は避けたいところ。
なんとか2線をひとつの端子にまとめたいと思います。

可能性として、2線圧着のケーブルだけAWG18と22の組み合わせにするか、
AWG20の2本の組み合わせにするというのが一番現実的だと思います。
その場合、許容電流が落ちてしまいますが、たとえAWG22にしたところで、
そんなにギリギリというわけでもないと・・・信じたいです。

それともAWG18を使って、1本は半田付けしてでも無理矢理ひとつの端子にまとめるか・・・
正直、半田付けはあんまりやりたくないです。

てな具合にあれこれ思案しつつ、もう一度、モレックスのニューミニフィット5556の端子のサイズの確認のため、
メーカーの仕様書をみていると、5556ターミナルにはTが付く型番とT3が付く型番がある事に気がつきました。
普通のPC MOD系の通販サイトで出回っているのはAWG18~24に対応した5556Tですが、
5556T3はその上のAWG16対応の端子だという事が判明。
(AWG22~28対応のT2もあるのですが、ここでは割愛します。)

TとT3の違いはというと、圧着させる羽の長さが違いまして、
端子の皮膜を剥いた銅線を圧着する羽の部分の長さが、Tだと2.3ミリ、T3だと2.7ミリとなります。
皮膜部分を圧着する羽の長さは一緒ですが、銅線部分さえ圧着出来ればなんとかなりそうです。

実際出来るかどうかは分かりませんが、556T3を売ってる店を探して手に入れよう!
と思うも、普通ニューミニフィットの端子と言えば5556Tのことで、RSコンポーネンツ、オリオスペック、MonotaRO、マルツパーツ館などなど、
何処を探してもT3は見つかりません。
(リール状のものが5556T、バラの状態のものが5556TLと厳密には違いますがここでは同じものとさせていただきます。)

Amazonで売られていた形跡を見つけたのですが、
1個9円の最低ロット4000からという・・・
36000円も出せるかよ!
韓国の通販サイトでもあることはあったのですが、ハングルのサイトなんて何が書いてあるのかさっぱり分かりません。

あれこれ探して、なんとかミスミという生産設備向けの機械部品を扱うサイトにて、
5556PBT3Lという型式のやつなら100個単位で売っているのを発見。
(PBってのは材質がりん青銅でPBが付かないやつは黄銅です。)
ただ、個人の購入は出来ないため、勤め先の法人経由で注文。
100個で1474円でした。

届き次第、VGA用8ピンケーブルを作りたいと思います。
しかし、こんな端子の違いなどに触れたスリーブ職人のサイトなんて見たことがないのですが、
きっと自分の技量がへっぽこなんでしょうかね?
一度きちんとした職人さんに師事してみたいもんです。


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  1. 2016/07/24(日) 21:22:43|
  2. 電源スリーブケーブル
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電源スリーブケーブル作成記 その7 完成したケーブルを取り付けてみた!

発案から実現まで、半年に及ぶ長きの間、だらだらだらだら続けてきた
自作電源スリーブ化計画
今回をもちまして最終章になります。

結局、マザーの補助電源の12V4ピン×2のコネクタが手に入らず、
今あるやつから抜いて転用しようと思ったのですが、
いざ抜こうとしても個体差なのかピン抜きの先端が入りません。

足りない

とりあえず補助電源のケーブルは後回しにするとして、
交換できるやつから交換しようと思ったら、PCケースに装備されているドライブベイの分のSATAコネクタが余ってしまい、
SATAのケーブルを作り直すか、新たに作るかしなければならず、
作り直すのは面倒なのでもう一本作ろうと思うも電源側のコネクタの余りがもうありません。

またしても購入

てなわけでオリオスペックさんから購入。
ほんと最後の最後までどんだけ部品や工具を買ったら気が済むのやら・・・

6ピンのソケットとピン抜き工具、今度は標準サイズです。
さらになんだかんだで補助電源のコネクタに使えそうな8ピンのコネクタもありましたので一緒に購入。
これがあったらピン抜き工具要らないのですが・・・はい、それでも買ってしまう大馬鹿者です。

結論から言うと、ピン抜きは標準サイズでぜんぜん大丈夫でした。
厚めや特厚サイズは要らなかったです。
海外通販で買ったピン抜き工具セットのは薄すぎてクソだっただけです。
えぇ、試しに抜いてみたんです。
だってせっかくピン抜き買ったのですから。

SATA用6ピン比較

通販の詳細のページを見て分かっていたのですが、
Seasonic付属のやつと若干異なるようで、右の純正のやつはコネクタのロックの直下のソケット形状が四角になっていて、
オリオさんで売られているのはそこが丸形というかかまぼこ型のソケットです。

で、なぜ足らないはずの純正ソケットが一緒に並んでいるのかというと、
発注かけた後でポロッと出てきたんです。
また無駄なモノを買ってしまった!

差さる

かまぼこ型のメスソケットに四角いオスソケットは入りませんが、
四角いメスソケットにはかまぼこ型のオスソケットは入ります。
試しに差し込んでみると問題なくはまりました。

ATA12Vも違う
そして補助電源のコネクタですが右が今回買ったやつで、左が純正のコネクタです。
かなり形状が異なっております。

マザーのソケット

マザーを見るとオリオさんで買った方が正しいみたいです。
まぁ、ここもさっきお話ししたとおり、四角いメスソケットにはどちらの形状のやつでも入ると言うことです。

話ははしょりますが、以上で無事に補助電源用のケーブルとPCケースのドライブベイ用のSATAケーブルを作成しました。

旧表

交換前のケースの中です。
思えば電源付属のケーブルが外れやすいということで、ヤフオク経由で自作ケーブルをオーダーしたのが事の始まりです。
これはこれで問題なく動作していたのですが・・・

新表

そして自分が作ったスリーブケーブルに交換したのがこちら。
余計にごちゃごちゃしてない?
などと思ってもここは黙っておくのが大人のお約束!
馬鹿を見て馬鹿だと罵るのではなく、慈しみの心を持って見て欲しいなぁと思うわけで・・・

えぇ、自分自身が良~く分かっておりますよ。
前のやつはフッ素樹脂の皮膜の電線で、ものすごく柔らかくて取り回しが良かったんです。
今回の自作ケーブルは普通の電線にスリーブをはめたらもうガッチガチで堅いのなんの、取り回しもそんなに良くありません。
できればフッ素樹脂皮膜の柔らかな電線を使いたかったのですが、
そうなってくるとスリーブを熱して電線ごと溶着させられるかが不安で使用に踏み切れませんでした。

フッ素樹脂皮膜の電線のスリーブケーブルは今後の課題と言うことにしときます。

まぁ、けど、スリーブの色がマザーの色とほどよくマッチしているじゃあ~りませんか!!

旧ドライブ周り

5インチベイのドライブ周り。
古い方はここの処理が中途半端で、SATAコネクタのいちばん根元のコネクタから先がスリーブはめられていませんでした。

新ドライブ周り

それがちゃんと全体的にスリーブ化されているのが大満足です。
ただ、ケーブルが堅くてちょっと斜めに配置すると根元がめくれてきたのは内緒です。

旧裏

旧裏面はケーブルマネジメントが中途半端でごちゃごちゃしていて、
ケーブルを作ってくれた人に写真をメールで送ったら、余りの汚さに唖然とされてしまいました。

新裏

今回、ケーブルを交換するに当たり、もう少し見直すことにしました。
まず、PCケースから延びているIEEE1394やファンコントローラーにつなぐケーブルなど、
要らないケーブルはなんとかしてケースのデッドスペースにまとめて押し込み、
スイッチやHDD LEDなどのフロントパネルケーブルは一旦表にまわしてから、
マザーをとめているネジを外してマザーの真下に配置することで裏面からも見えなくしました。

残ったケーブルを改めて結束バンドで留めたのですが、自分の腕ではここまでが限界のようです。
(ちなみに結束バンドはダイソーでカラフルなものが売られていて、いい感じに青でマッチさせることが出来ました。)

それでもマザーの補助電源のケーブルなんかは1メートル近くの長めにしたので、
上手いことケースの縁に沿わせる形で配置することが出来たのは、
やはり使用している自分自身が作ればこそだと自負しております。

旧SATA周り

いちばん気に入らなかったのがこの3.5インチシャドウベイのケーブル部分で、
先の5インチベイのケーブルと同じくいちばん根元のコネクタから先が裸んぼですし、
末端のSSDの所の長さがオーダー時に上手く伝わらず短いものになってしまって、
従来使ってた2.5インチドライブを3.5インチに変換するアダプタが使えなくなっていたのですが、

新SATA周り

自分で作るとこういう細かいところも長さを厳密に測りつつ作成できるので、
ドライブ間の長さぴったりに作ることが出来、SSDも以前使ってたアダプタに付け替えることが出来ました。

手間とひまと金をかなりかけた割にはパネルを閉じたらはいおしまい!
という完全に自己満足でしか無いのですが、
やり終えた充実感は結構あるので結果オーライということで。

工具も予備端子も揃ってますので、今後システム入れ替えたりするときは、
ケーブルも新たに作成する事になると思います。

ま、しばらくはやりたくはないですが!




テーマ:自作・改造 - ジャンル:コンピュータ

  1. 2015/08/14(金) 22:55:17|
  2. 電源スリーブケーブル
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電源スリーブケーブル作成記 その6 SATA電源ケーブルを作成しよう!続き

電源ケーブルのスリーブ化の話、始まりから数えて17本目となっており、
たいした内容では無いくせに、一体どれだけ引っ張ってるんだよ!と書いてる自分もウンザリ気味ですが、
もう少しだけおつきあい下さい。

スリーブ切り出し

SATA用のケーブルの続きです。
中継コネクタの間のスリーブです。

5ミリの長さに切断した熱収縮チューブを10個、長尺のスリーブに通しておいて、
2個ずつ熱収縮チューブを取り分けながら中継コネクタ間の電線の長さにあわせてスリーブを切り出します。
この長さがどのくらい必要かは極めて難しく、スリーブを電線に通したときの縮みとか、
スリーブの両端をばらけ防止に焼きつぶす際の縮みとか考慮しつつ、
長すぎるとテンションがかかりすぎて曲げの動作が堅くなり、短すぎると不細工になるわで何度もやり直す結果になりました。

はめたところ

上手く出来たスリーブを電線に通し、

コネクタ装着

中継コネクタに電線を通し、
ヒートガンで熱収縮チューブを収縮させれば中継コネクタ間のスリーブが完成。

と、まぁこれはSSDとHDD用のケーブルですが、
あと光学ドライブ用5インチベイも似たような構成なので同様にして作成。

ここまでは端材のスリーブで何とかなったのですが、
後の電源に差すコネクタに延びる長い電線にかぶせる分のスリーブが足りないので、
ひとまず作業中断。

到着!

7月の末、中国の通販サイトに頼んでたスリーブが届きましたので、残りの作業を開始。
よく中国の通販なんて危なっかしいとこに注文できますね。と言われるのですが、
納期さえ我慢できたら日本で買うより遙かに安いですし、
たとえ騙されても値段も2、3千円くらいならそれほど痛手はないですし、
こういった素材関係なら日本で買ってもどうせ中国製で同じでしょうし、
自分も一応そこら辺は区別して買っておりますので問題ないと思っております。

熱収縮チューブを先にはめる

今までと同様、5ミリの長さに切った熱収縮チューブを切り出す予定の5本分通しておきます。

カット

そして熱収縮チューブ一つとりわけたスリーブを電線にかぶせ、電線と同じ長さでカットします。

収縮

一旦スリーブを後退させ、熱収縮チューブをスリーブの端っこに合わせておいて、
軽くヒートガンで熱風をかけて少し収縮させておきます。
熱収縮チューブの収縮を最後にしてコネクタの根元でやってしまうと、
スリーブの切断箇所がはみ出したりしてきれいにならないので、先にずれないように軽く収縮させた方がいいと判断しました。
あくまでも仮止め程度にしておかないとスリーブが動きにくくなってしまうので注意。

皮膜を剥く

コネクタ間の短いところのスリーブは長さも厳密に調整しないといけなくて、
長すぎると堅くて曲げにくくなったり、短すぎると根元の線が見えたりしますが、
下の方の電源側のスリーブは神経質になる必要も無く、
電線と同じ長さにスリーブを切り出しても、中の電線5ミリ分皮膜を剥くためスリーブをずらしたところで、
全体に影響は出ません。

できあがり

あとはこのまま端子を圧着し、ヒートガンで熱収縮チューブをしっかり収縮させ、
コネクタハウジングに装着すれば完成です。
熱収縮チューブでとめた場合、曲げとかに対してスリーブがズレたりするのではないかと思い、
仕上げに接着剤で固定しようかと考えていたのですが、
このまま利用してもスリーブがずれたりすることも無いようですので、接着剤は使わないことにします。

3本できあがり

以下、同様にして自分の必要なSSD&HDDの3.5インチシャドウベイのケーブルと、
5インチベイの光学ドライブ+リムーバブルベイのケーブル、
そしてUSB32.0インターフェースカード用のケーブル3本ができあがりました。

コネクタ部アップ

若干、熱収縮チューブを収縮させたときスリーブの切断面が出てしまってる箇所があります。
実はコネクタ間の調整に失敗して、ほんの2ミリ左右が傾いて取り付けられてしまって、
最初からやり直ししたりしまして、もう面倒くさくなってまぁいいかと妥協してしまっております。

完全に満足の行く仕上がりではないものの、透明チューブを使ったSATAのスリーブケーブル、
思ったほどチューブも目立たず、
熱収縮チューブを用いないケーブルを作りたい
という自分の掲げた目標にギリで合致したものと手前勝手に判断させていただきますが、如何なものでしょう?

やってみたかったとはいえ、材料や工具にこれほど金と手間がかかるとは思いもせず、
これならばはじめっからCableModの既製品を海外から取り寄せた方が遙かに安上がりでした。
実際にやってみて、あらためてスリーブ職人さんはすごいなぁと思いましたよ。
自分なんてもう一度同じ事をやれと言われても、もうしばらくはやりたいとは思いません。

それでもマザーやケースを替えたりしたらそのマザーのイメージカラーに合うケーブルだとか、
ケースの高さに合うケーブルをだとか言って作るのは間違いないのでしょうが・・・


まぁこの記事を読んで電源のスリーブケーブルを一から作ろうなどと考えるのは、
やめた方がよいという判断材料になれば幸いですし、
それでもやってみたいと思うのであれば、工具とかの選定に参考になるかもしれません。

次回、実際にケーブルを入れ替えたところをお見せしたいと思います。

〈続く〉



テーマ:自作・改造 - ジャンル:コンピュータ

  1. 2015/08/05(水) 20:53:32|
  2. 電源スリーブケーブル
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電源スリーブケーブル作成記 その5 SATA電源ケーブルを作成しよう!

最後に残されたというか、後回しにしていたケーブルがSATA用電源ケーブル。
このケーブルだけは本当にどうやって作ったものかと頭を悩ませ続けておりました。

なにせ熱収縮チューブを使って末端処理をないで作るスリーブケーブルを目標に掲げてしまってますので、
今回ばかりはこの制限がやたらめったら高いハードルと化してしまっております。

SATAコネクタハウジング

ざっくばらんにSATAのコネクタハウジングには2つの種類があります。
左のコネクタ端子に電線を圧着し、コネクタハウジングに挿入するタイプと、
右の端子が内蔵されたコネクタの背面から電線を縦に押し込んで装着するタイプです。
(このタイプは写真を見ての通り、装着後にコネクタカバーで背面をカバーするのですが、
 このカバーがエンド型と貫通型があり、写真のは中継コネクタに用いる貫通型のカバーです。)

実際に電線とスリーブチューブを用いてあれこれ試作を重ねたのですが、
まず左の端子圧着型のタイプは端子の羽が短くて、2線を同時に圧着することが出来ません。
さらに右と比べたら分かるとおり、コネクタの奥行きが長い上、コネクタに平行する形で線が延びますので、
私の所有するPCケース、コルセアのCC650DのHDDスペースではサイドパネルにぶつかって締まりにくくなるため、
ケーブルの中継コネクタ用には使えません。
このコネクタを手に入れるだけで何ヶ月もかけたのですが、結果としてあまり使いどころがないと言う始末。
末端のエンドコネクタとして使いたいと思います。

そして右側の電線を縦にはめ込むタイプのコネクタ。
中継用にはこちらを採用するしか無いのですが、こちらを使用すると電線の皮膜が途中で破れることになり、
スリーブをかぶせたまんまじゃ装着が不可能ということになります。
コネクタの前後でスリーブを分割する必要があり、熱収縮チューブの使用は避けて通れそうもありません。

切り込みを入れる

まぁともかく、実戦開始です。
まずはPCケースを開けて、光学ドライブ、SSDやHDDの電源ケーブルを引っこ抜いて、
使用するコネクタハウジングだけ装着し、AWG22の細い線を用いて実際に配線しながら必要な長さを測っていきます。
細い線を使うのは、中継コネクタに用いるコネクタの端子に線がはめ込みやすいためで、
こうして配線した電線をコネクタごと引き抜くと、コネクタの位置していた場所に電線がへこんでいるので、
実際に使用するAWG18の電線をこれに合わせてワイヤーストリッパーで切り込みを入れていきます。

コネクタに電線をはめ込む

切り込みを入れた電線をコネクタにはめ込んでいきます。
マイナスドライバで押し込んでいくのですが、切り込みを入れておかないと装着しづらいです。

透明チューブ

当初の志は諦めて、熱収縮チューブを使用することにしましたが、
色や長さを試した結果、青い色より透明の方が目立たないということと、
長さもなるべく目立たないように短くしようとした結果、5ミリがギリギリだと判断しました。

はさみと金定規でチョキチョキと切り出していきます。

あらかじめはめておく

使用する熱収縮チューブはこの間買っておいたセット品のうち、
3ミリ径のものがギリギリでスリーブにはまったので、これを利用することにします。
コネクタ間は短いので今まで使って余った端材のスリーブを利用します。
ただ、電線に通してからでははめにくいので、一旦先端を焼きつぶしたスリーブに、
切り出す本数に必要な数の熱収縮チューブを先にはめておきます。

切り出したスリーブ

そして切り出したスリーブがこれ。
まずは先端用ですので、熱収縮チューブは根元のコネクタ用の一つだけです。
反対側は端子に圧着させます。

切り出したスリーブの両端は軽くライターであぶっておくのは言うまでもありません。

通したところ

末端部電線にスリーブを通したところ。
スリーブははめたときに縮む事を考え、電線と同じ長さに切り出しております。
はめたらスリーブが縮んで電線の先端が皮膜を剥く分だけ露出します。

ヒートガン

さすがにプラとPET素材の中間の熱収縮チューブだけをライターであぶって無事に済ませられるほどの技量はありません。
備えあれば憂いなし、ヒートガンも用意しております。

石崎電機製作所製、プラジェットミニPJ-M10です。
Amazonで4845円でした。

ヒートガン使用

ヒートガンとしては熱量はそんなに無いのですが、何が便利かというとこのように置いたまま使えるので、
手がふさがらなくて便利だということです。
熱収縮チューブを収縮させる目的ならこれで充分です。

完成

とりあえずできあがり。
透明チューブだとあまり目立たなくて、いい感じに仕上がりました!

などと言ってはおりますが、スリーブのほつれ防止にライターであぶった部分の仕上がりのばらつきで、
少しとんがったとこがあると、熱収縮チューブを収縮させるとそこから破けてしまって、
やり直すことになったのが数本出てきました。

熱収縮チューブは5ミリ径のものでも充分でした。

端子圧着

そして先端の皮膜を剥いて、スリーブをあぶって溶かして圧着しやすいように整えてから、
端子を圧着すると言う流れは今までと同じです。

長くなりますので今回はこれまでにしたいと思います。

<続く>




もう絶対既製品のスリーブケーブル買ってたほうが安上がりだよね?
自分はスリーブ職人にでもなるつもりなのか?




テーマ:自作・改造 - ジャンル:コンピュータ

  1. 2015/07/31(金) 22:41:14|
  2. 電源スリーブケーブル
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