物欲の小径

己が衝動に任せて買ったあんなものこんなもののプチレビュー

電源スリーブケーブル作成記 その5 SATA電源ケーブルを作成しよう!

最後に残されたというか、後回しにしていたケーブルがSATA用電源ケーブル。
このケーブルだけは本当にどうやって作ったものかと頭を悩ませ続けておりました。

なにせ熱収縮チューブを使って末端処理をないで作るスリーブケーブルを目標に掲げてしまってますので、
今回ばかりはこの制限がやたらめったら高いハードルと化してしまっております。

SATAコネクタハウジング

ざっくばらんにSATAのコネクタハウジングには2つの種類があります。
左のコネクタ端子に電線を圧着し、コネクタハウジングに挿入するタイプと、
右の端子が内蔵されたコネクタの背面から電線を縦に押し込んで装着するタイプです。
(このタイプは写真を見ての通り、装着後にコネクタカバーで背面をカバーするのですが、
 このカバーがエンド型と貫通型があり、写真のは中継コネクタに用いる貫通型のカバーです。)

実際に電線とスリーブチューブを用いてあれこれ試作を重ねたのですが、
まず左の端子圧着型のタイプは端子の羽が短くて、2線を同時に圧着することが出来ません。
さらに右と比べたら分かるとおり、コネクタの奥行きが長い上、コネクタに平行する形で線が延びますので、
私の所有するPCケース、コルセアのCC650DのHDDスペースではサイドパネルにぶつかって締まりにくくなるため、
ケーブルの中継コネクタ用には使えません。
このコネクタを手に入れるだけで何ヶ月もかけたのですが、結果としてあまり使いどころがないと言う始末。
末端のエンドコネクタとして使いたいと思います。

そして右側の電線を縦にはめ込むタイプのコネクタ。
中継用にはこちらを採用するしか無いのですが、こちらを使用すると電線の皮膜が途中で破れることになり、
スリーブをかぶせたまんまじゃ装着が不可能ということになります。
コネクタの前後でスリーブを分割する必要があり、熱収縮チューブの使用は避けて通れそうもありません。

切り込みを入れる

まぁともかく、実戦開始です。
まずはPCケースを開けて、光学ドライブ、SSDやHDDの電源ケーブルを引っこ抜いて、
使用するコネクタハウジングだけ装着し、AWG22の細い線を用いて実際に配線しながら必要な長さを測っていきます。
細い線を使うのは、中継コネクタに用いるコネクタの端子に線がはめ込みやすいためで、
こうして配線した電線をコネクタごと引き抜くと、コネクタの位置していた場所に電線がへこんでいるので、
実際に使用するAWG18の電線をこれに合わせてワイヤーストリッパーで切り込みを入れていきます。

コネクタに電線をはめ込む

切り込みを入れた電線をコネクタにはめ込んでいきます。
マイナスドライバで押し込んでいくのですが、切り込みを入れておかないと装着しづらいです。

透明チューブ

当初の志は諦めて、熱収縮チューブを使用することにしましたが、
色や長さを試した結果、青い色より透明の方が目立たないということと、
長さもなるべく目立たないように短くしようとした結果、5ミリがギリギリだと判断しました。

はさみと金定規でチョキチョキと切り出していきます。

あらかじめはめておく

使用する熱収縮チューブはこの間買っておいたセット品のうち、
3ミリ径のものがギリギリでスリーブにはまったので、これを利用することにします。
コネクタ間は短いので今まで使って余った端材のスリーブを利用します。
ただ、電線に通してからでははめにくいので、一旦先端を焼きつぶしたスリーブに、
切り出す本数に必要な数の熱収縮チューブを先にはめておきます。

切り出したスリーブ

そして切り出したスリーブがこれ。
まずは先端用ですので、熱収縮チューブは根元のコネクタ用の一つだけです。
反対側は端子に圧着させます。

切り出したスリーブの両端は軽くライターであぶっておくのは言うまでもありません。

通したところ

末端部電線にスリーブを通したところ。
スリーブははめたときに縮む事を考え、電線と同じ長さに切り出しております。
はめたらスリーブが縮んで電線の先端が皮膜を剥く分だけ露出します。

ヒートガン

さすがにプラとPET素材の中間の熱収縮チューブだけをライターであぶって無事に済ませられるほどの技量はありません。
備えあれば憂いなし、ヒートガンも用意しております。

石崎電機製作所製、プラジェットミニPJ-M10です。
Amazonで4845円でした。

ヒートガン使用

ヒートガンとしては熱量はそんなに無いのですが、何が便利かというとこのように置いたまま使えるので、
手がふさがらなくて便利だということです。
熱収縮チューブを収縮させる目的ならこれで充分です。

完成

とりあえずできあがり。
透明チューブだとあまり目立たなくて、いい感じに仕上がりました!

などと言ってはおりますが、スリーブのほつれ防止にライターであぶった部分の仕上がりのばらつきで、
少しとんがったとこがあると、熱収縮チューブを収縮させるとそこから破けてしまって、
やり直すことになったのが数本出てきました。

熱収縮チューブは5ミリ径のものでも充分でした。

端子圧着

そして先端の皮膜を剥いて、スリーブをあぶって溶かして圧着しやすいように整えてから、
端子を圧着すると言う流れは今までと同じです。

長くなりますので今回はこれまでにしたいと思います。

<続く>




もう絶対既製品のスリーブケーブル買ってたほうが安上がりだよね?
自分はスリーブ職人にでもなるつもりなのか?




テーマ:自作・改造 - ジャンル:コンピュータ

  1. 2015/07/31(金) 22:41:14|
  2. 電源スリーブケーブル
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